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1月, 2009の投稿を表示しています

リフレクション無しにjar間のクラスを解決する作りこみ

slf4j,logbackの仕組みから学んだ方法 ※既存のシステムに対して行うというより、これから作るjarモジュールの  分割する方法として使える方法ですな。 api.jarとimpl.jarがあり、クライアントはimpl.jarの実装を直接触れずに api.jarだけ利用するような。インタフェースと実装を切り分ける構成の場合。 impl.jarのクラスの解決はClass.forName()などのリフレクションで行う。 この場合、ロードするクラス名を設定ファイル等でどこかに保持しておく 必要がある。 slf4jの仕組みでは、リフレクションを使わず、クラスパスでのクラス定義 解決を利用する。 1.api.jarはコンパイル時、スタブimplクラスをつくってコンパイルする。 2.jar作成時、スタブimplクラスファイルを抜き不完全なjarを作成する。 3.impl.jarにapi.jarで間引いた、implクラスを実装する。 これがimpl.jarのfacadeクラスに当たる。 4.クラスパス解決時にapi.jarだけでは不完全のため、他のjar(ここでは impl.jar)の同名クラスで解決する。 これにより、実装とインタフェースを分けたモジュールを何の機構も 無しに解決することができる。 なんだかC/C++のリンクに似てる感じ。 後はimpl.jarがない場合のClassNotFoundException()だけ処理して アプリ自体が死なないようにすれば良いわけか。 javaだからこそビルド後"ファイルを間引く"という技が使えるわけで。 これはいいアイデアだ。 pluginのような動的な差し替えが起こらなければ、十分なわけで。 凝った機構を作りこむわけでもなく非常にシンプル。 よく知られた手法なのかな? 些細なことなんだろうけど、私には到底思いつかないアイデアだなあ。    

java7のロードマップ

すでにあちこちで反応があるようですが、アップデートされたjava7の ロードマップの件で、クロージャが含まれないようですね。    JavaLobbyの記事    InfoQの記事 私はblogでクロージャのこと書いていたので余計切ないなあ。 でも前から賛否分かれているので、まあ仕方ないのかなあと。 それより気になったのが  ・Reified generics なにこれ? "Reified"ってO'reilly「Java Generics and Collections」で盛んに出てきた 単語だけど... ちょっと調べた限りだと、型情報をRetentionPolicy.RUNTIMEでも保持し続ける ような仕組みらしいよ? こっちの方がずっと重要じゃないか。 これがJava7に含まれないほうがよっぽど悲しい気がしてきた...    

SunTechDays2008に行ってきた(いつの話だ)

blogしばらく放置していたのでねたが古い古い。。。汗 もったいないので一応上げとく。 JavaFXは12月4日木曜の夜頃リリース。 intelの人の発音によるとNehalemはネハーレム,ネヘーラムというらしい。 glassfishV3はアプリに組み込み可能なライブラリ形式もあるらしい。 JavaFXはSwing,Java2Dの他に、Swing,AWTの上にSceneGraphという ライブラリを利用しているらしい。java.netにプロジェクトがあるとのこと。 先日、 Filthy Rich Clients を衝動買いした。 JavaFXで利用されている技術と関連する記述がありそうなので読んでみる。 (前半はJava2Dの基礎的な内容も書かれていて、私にはちょうどよい。 日本語版Effective Java Second Edition(第2版)買った。 オマケつきを期待して会場で本を購入したが、オマケではなく割引だった。 洋書販売もしており、皆さん当然のように読むのだなあと感心してました。